2007年06月22日

米大統領、ES細胞研究法案に再度拒否権




ES細胞は初期段階の胚(はい)細胞で体のあらゆる組織に分化する可能性を持つ細胞で、パーキンソン病、認知症、糖尿病、およびがんなどの完治の難しい疾患に対する治療法発見への貢献が期待されているのに、ブッシュ大統領の信仰上の理由で阻止されていいのかという論調が多く出ています。

しかし、マクロでとらえてみましょう。

科学万能主義vs宗教 の構図です。

科学も医学ももともとは宗教から派生したものです。宗教的真理の探究という情熱のもとに科学や医学が発達しました。

でも、昨今は、その科学や医学が宗教を否定し、信仰を否定するがごとき状況で、いき過ぎていると言えるのではないでしょうか。このような時に、宗教側からの科学・医学に対するストップがかかったというべきでしょう。

もちろん、科学・医学の宗教を否定する動きの背景は、中世暗黒時代の宗教による行き過ぎた科学の弾圧への反撃というものが根底にあるのだと思います。


科学・医学と宗教は対立するものではありません。過去は、どちらかがいき過ぎていただけです。
今回の出来事も、対立構造で終わるのではなく、科学・医学と宗教が人類の幸福・発展のために協調すべきではないかと思えるのです。

ブッシュ大統領はキリスト教的人間観で、科学・医学との協調ができないのなら、キリスト教以外の世界宗教である仏教的人間観を学んで科学・医学と協調できたらいいですね。

それにしても、ブッシュ大統領の信仰心の強さは凄いと思います。やはり政治家は信念はいります。
どこかの国の政治家のように、よそから文句を言われるとすごすごと参拝をやめてしまう信仰心と信念のなさとは対照的ですね。

posted by エル at 05:23| Comment(40) | TrackBack(6) | ブッシュ政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

ブッシュ大統領、「ロシアは敵ではない」



アメリカにとって、冷戦構造の時は、旧ソ連をはじめ共産主義陣営が“敵”で、相手がはっきり見えていた。

しかし、冷戦構造が崩れた時、アメリカにとって不幸にも、目に見えない敵、“テロ”というもののウエートが大きくなった。大きく世界情勢は変わった。

ただ、忘れてはならないのは、旧ソ連から流出した兵器や、そこから研究されて開発されている核兵器が北朝鮮、パキスタン、もうすぐ完成かもしれないがイランなどに存在しているということだ。

アメリカ主導で核放棄を求めると、最後には、アメリカは武力攻撃をしかけていくようになる可能性が高いが、ロシアと協調すれば、国際圧力で目的を達成できる確立が高くなる。
ただでさえ、イラク戦争で莫大な戦時予算を使っているのだ。これ以上戦争すれば、国力が疲弊するから、アメリカはロシアを取り込みたい。

でも、ロシアの国力が安定しているか成功の鍵になる。そうでなかったら、ロシアは国内の不満の目をそらせるために、二大大国を演じ、アメリカに対抗せざるを得ないだろう。

posted by エル at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ブッシュ政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

ライス米国務長官、「米国と欧州の同盟国は不可分」



確かに1987年と今では世界情勢は変わっている。
米ソの二大大国の冷戦状態を、ソ連解体という形で解消させ、社会主義国家から自由主義国家に軸を移動させたゴルバチョフ元ソ連大統領は、歴史的に見て英雄である。

共産主義が目指した労働者や農民の平等という理想も、現実は共産党による一党独裁で、まったく自由はなしという皮肉な結果に終わった。

もちろん資本主義国家も貧富の差があると言われている。日本では最近、格差社会になったと言われだした。これは、小泉政権の規制緩和までは、何でも社会主義的に、永田町と霞ヶ関で決められ、地方についても、産業についても、補助金と特認可制でいろいろと口を出していた。つまり旧ソ連となんら変わっていなかったということである。

一億総中流という言葉は、今では誰も使わないが、それは、旧ソ連の目指した体制が究極的に成功していたということと同義であった。実は、日本は旧ソ連よりも、モデルとして社会主義に成功していた。

その日本の社会主義をぶち壊した小泉純一郎という政治家は、歴史の評価で、ゴルバチョフと同じように、社会主義を解体した政治家となるだろう。生きているうちは理解されないかもしれないが。

だから、憲法改正にしても、社会主義の国家運営の時は、改正自体しようともしなかったが、最近、戦後の呪縛と社会主義の呪縛から解かれた安部政権になって、政治日程に上がった。

これも、日本が社会主義から資本主義・自由主義に軸足が移った結果である。

ただ、理解できないのが、自民党から離党した小沢・鳩山らの民主党首脳だ。今民主党は、格差社会になったと言って自民党をせめようとしているが、これも日本が資本主義・自由主義に軸足が移った結果である。時代認識のない旧社会党の政治家が言うのならまだ分かるが、格差社会になって日本はおかしくなったという論調は、彼らの正体は社会主義者であったということか。選挙のためとはいえ、その行為によって、再び日本を社会主義化させようとする動きに見える。




自由か平等かという思想は究極には矛盾があり、これは思想的欠陥があるということだ。

これからの格差社会を生き抜いていくためには、智慧がいるし、成功者を引きずるおろすのではなく、成功者をはじめすべての国民がお互いを愛し合い助け合っていくことによって格差是正が行われなければならない。それは真なる愛である。

政府や社会保険庁が真なる愛によって運営されていたら、消えた年金問題も起きなかっただろう。

これからは自由か平等かという時代ではなく、智慧と愛の時代でありたい。


posted by エル at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ブッシュ政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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